ある晴れた冬の寒い日のランチ
12月も気がつくと一週間が経ち、ますます冬らしくなってきた。
久しぶりにハチさんたちにお食事をあげようと、液糖作りをした。
砂糖に水と酢を入れ煮詰める、程よい色になったら火を止め完成なのだが、これがなかなか難しく、冷めると固まる。水分が足りないのか何なのかよく分からないが、台所に置きっぱなしに一晩置くとガチガチに固まっている(うちの台所は外より寒い)。砂糖の濃度が80パーセントくらいが良いらしいのだが、煮詰めるうちに水は蒸発していき、途中で足すのだがその際にどのくらい足せば良いのかよく分からない。
ちなみに前回は作りながら、「これ重曹入れたらカルメ焼きになるんじゃん?」と思いつき、お玉に少し溶けた状態の砂糖を別に火にかけ、重曹を入れたら焦付き、大変なことになった。さらにその間に鍋の液糖まで焦げ、結局酢の入った1Lのカラメルになってしまった。ということで今回はそんな失態をしないためにも…別に新しい対策とかない。そもそもアホなことをしただけ。
久しぶりに中を覗き込む。
最近ヒーターを巣箱の中に入れ込み、室温は15度前後で安定している。果たしてこれが十分なのか分からないが、頑張ってもらうしかない。
今我々の元には二群いるということはこのブログを読んでくださっている方はご存知だと思うが、我々の間でそれを呼ぶ際に「まえからいるやつ」「あとから来たやつ」とかでは悲しいので群に名前をつけることにした。
旧群→ヨーゼフ
新群→ミヒャエル
名前の由来は秘密。
今日は風も穏やかだったので、少し巣を観察してみた。
二枚目の写真をよく見てもらうとわかると思うが、穴の中に幼虫がいる!!
この蓋がされているのはサナギ、順調に働き蜂さんが増えているようだ。嬉しい。
貯蜜も着実に増えていっているようであるし、未だに花粉団子を足につけておかえりになる仕事人の姿も見られるので、なんとか元気にやっているようだ。
いずれにせよヨーゼフもミヒャエルも元気である。ヨーゼフはミヒャエルの来る前は一時期もうもたないのではないかとかなり心配していたが、ここに来て元気がよくとても嬉しい。とはいえまだまだ弱群、油断はできない。
自作の給餌器に追加の液糖。前回投入したものはそこでカチコチに固まってしまっていた。液糖を入れる際には中でむしゃむしゃしているハチさんたちが気をつけないと犠牲になってしまうので注意。今回も何匹か波に飲まれてしまったが、枝で救出!
元気に頑張ってくれ。